垂溪怜影梦桃瘦 空留万世放浪德 虹过千秋空生恋 只求半世共婵娟 陈封暮德。
逝去
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「…どうしてこんな事に成っちゃたんのかしら。」
ウーメン梅田局長は悩んでいた。
目の前にずらっと並んだ、三人の大男。
おまけに物凄いの表情でこっちを睨んでいる。
「ちょっとあんた達、どういうつもりかしら?」
恋文。
「小松ちゃんにラブレターを送るのはアタシじゃないわよ?」こんな気まずい空気の中でも平然に話せる、流石ウーメン梅田局長であろう、何しろ目の前の三人は先からそれぞれの鬼神を出すまんま、黒いのオーラが放す放題の状態なんだから。
「それ位分かってる。」分かってるなら釘パンチの構えを解け。
「これはこのホテルグルメの警備に対しての不信だよ、ええ。」ココ、目が笑ってない。
「警備員を出せ、絞め殺すし。」サニー!触覚を抑えろ!部屋のものが飛んでる!どんだホラーだおい!
八つ当たりだ、明らかに八つ当たりだこいつら。
「ちょっと、堂々とテロ発言は止めなさい、うちの子はそんなの慣れってないから。」ああ頭が痛い、こいつ等にこのことを話したのアタシがバガだったわ。
これほどの小松バガとはね…
連絡に入れた後、恐るべしのスピードで事務所に集まったとか、三人はこんなに息がピッタリとか、いつもの招集では見られない光景である、まさに「小松効果」って言うべきだった。
「って?そのラブレターに何を書いてあったかな?」内容次第で生死を決めるよ?まあ99%殺すと思うけど。
「ココちゃん、思ってることは全部丸聞えなんだよ?…もう、そんなに心配なら、小松ちゃんへ直接に聞いて頂戴、アタシは忙しいだからん。」これ以上あんた達に係わりたくない、喧しいから。電話のボタンを押して、梅田は管理人に言う、「小松シェフに伝えって頂戴、”もう今日は上がっていい”って。」
「かしこまりました。」
「ほら、あんた達…って」目を上げると、目の前にはもう誰もいない、「ちょっと、さよならくらいいいなさいよもう。」
赤き百合を送ろう、相応しい君に。
「…ハア…」ホテル裏側のドアを開け、小松はだめ息を吐きながらドアを閉め、路地裏の転角を曲がれ、通常通りに家へ帰ろうと思ったんだが、いつもの出口は突然黒い壁によって封鎖されてしまった、「…あれ?ここは元々壁がありましたっけ?」思わず手を上げ触ってみようとする小松。
「小松君…そんなに触ったら君の身の安全が保障できないよ…」と’壁’は困るのような声をかけてくる。
「へ?…うきゃー!!!コ、ココここココさぁーん!??」
君に会いたい、会いたい、あいたい。
ーココの家。
「す、すみませんココさん!僕はココさんを壁に間違ったなんて…本当にすみません!」ペコペコと頭を下げる小松、そのわりにココはポワーと顔をしている…よっぽと幸せなんだろう…
「…もういい、小松、局長に聞いたぜ、最近お前の周りに妙なことばかり起こるだってよ。」ココはもう使えねと判断したトリコは直接小松に問う。「どう成ってんだ?相談ならいくらでも乗るぜ。」
「そ、松にラブレターんで、許さねぇし。」
「あ、あはは、そうですよね、僕みたいな人がラブレターを送るなんで、相当物好きな人なんでしょうね…」
「そ言う意味じゃねし。」
「へ?」
「まっ…」「あーもういいってっつてんだろうか!サニー、お前しゃべんな、話しがややこしくなる。」
「…ちっ」案外素直に引いたサニー。
「よし、小松、一体どうした。」
「はい、実は…」
私の愛しい君、私の光よ。
「…ほう、簡単にいうと、お前仮眠を取るの間、誰がお前の私室に忍び込んで、この手紙をテーブルに置いた後、何も言わずに出ていたってことか?」
「はい…」
「…小松君、この手紙、読んでもいいかな?」やっと我に返ったココは、その4枚の手紙を手にする。
「はい、でも、何も書いてないのですよ…」
「は?」
一枚を取って、トリコはそれをにおう。
「…なんだこの香りは、香水じゃねぇぞ。」
「あ、その香りは、僕眠った時ずっと嗅いでいるの気がします…」
「…ほう…」
私の片翼よ…
「あの…皆さん?どうしてそんなに怒ってるんですか…?」
「「「…」」」
私のタイヨウ…
「安心しろ、小松、絶対アイツを探し出す!」そして5連発釘パンチのスペシャルバージョンを喰らってやろう。
「トリコさん、手がキャチチャチって響いてるですけど…」
「小松君、僕たちに任せて?もうあの変態の好きにさせないよ。」一番人体に苦しめさせるの毒を仕込んでやるよ。
「ココさん、ターパンから毒が出てる出てますよ!なんで?笑ってますよね??」
「マツ、っまえもうココから出るなし。」
「いきなり監禁宣言ですか?!もうサニーさん、何処を突っ込めばいいのか分かりませんよ…っていうか、みなさん、大袈裟なんです。」
「「「大袈裟じゃねぇ(し)(ないよ)」」」
俺たちにとって、君はどれ程重要な存在、君は、まだ分かっていない。
私にとって、君は一番大切な存在、この思いは、君に伝えたのかな。
こまつ(くん)。
小松さん。
お前(君)が欲しい。
その二。
Fin。
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小松君総受けです、ちょっとホラー、ココとサニーとトリコみんな変です、ほかのキャラもちょくちょく出ます。
ちょっと長めな文になるかもしれない、どうぞよろしくおねがいします。
…どうして、こんなになったんだろう。
テーブルの上にずらっと並んだ4枚の封筒がピンクの甘いオーラを放つ、ホテルグルメの小松シェフはそれを眺めながら、ため息を吐く。
「…嫌がらせでしょうか…」
恋文。
想いを送ろう、世界一の君に。
ごく普通の木曜日、相変わらず賑やかなホテルグルメ、ランチの時間に近つくと、厨房の雰囲気は何となく慌ただしく感じ取る。でもこれもいつもの事、小松はこんな平和な騒ぎを感じながら、自分なりのリズムで目の前の食材を調理していく。
「カタカタチャ。」自慢の包丁を振るうと、七州酒メークインの山があっと言う間に小塊りになって、鍋の中で転がる。
「サカサカパぁ。」隣りのさくらんぼいのししとシンテレラ牛の肉を持ち上げ、さらに小さな四角の肉塊に切り、同じ鍋に投入したあと、玉葱の湯で育った人参を千切りし、水を加え、塩味噌を入れ。
「さぇ。」火を点く、蓋を閉めた後、小松はいつものように時間を確認し、あく取りなどを他のゴックに任せ、厨房をあとにした。
勤務中たっだ一回の一時間休憩、毎日この時間になったら、小松はいつもシェフ専用の準備室に行き、仮眠を取る。小松にとって、この一時間の仮眠は大切なこと、ゴック長を勤める彼は、厨房の核心である、全ての責任を負う存在、疲労の状態で指示をすれば、みんなの迷惑になる。
回廊の一番奥の部屋へ進み、鍵でドアを開け、小松はベットへ直行し、横になったとたん夢郷におちた。
…そう、ドアの鍵も掛けずに、眠ってしまった。
白き可憐なバラを送ろう、唯一人の君に。
…私の小松さん、気付けよ、私はここにいる。
「…うっ…ん?」何か…甘いの香りがする、ベリーいちごかな?甘味バナナかな?
…寝顔もなかなか可愛いだが、やっぱり小松さんの笑顔が見たい…
「む…むにゃ…」香りはますます濃いになっている、夢にしか匂わないの上品な香り。そう思いつつ、小松は微笑む、「ン…良い匂いですう…ふにゃ…」。
…気に入ってくれて光栄だよ。
「…だ…れ?」口を開け問うと、香りが突然消え去って行く。
「小…小、松…小松ちゃん…!」呼び声と、猛烈な震動が小松に襲う。
「くにゃ??!」目を開けると、目の前にサングラスのドアップたっだ。
「サングラスの化けものー!略してサンバケー!!!」思わず叫び出すの小松であった。
「ちょっ、小松ちゃん!落ち着いて!アタシだわよ!ア・タ・シ!」
「…へ?梅田さん?!」
「目が覚めたの?大丈夫?」少し距離を置きながら、梅田は心配そうに小松を見つめる、「顔色が悪いわ、何があったの?何でも良いから言って頂戴?」
「え?別に何でも…?」何も分からないまま、一応返事をするの小松、一生懸命になにを思い出そうとしても、やっぱりなにも憶えていない、「あの…どうしたんですか?」
「それはこちのセリフだわよ?さきね、報告があったわ、”小松シェフの仮眠室から変な香りが出てます”って、急いでここに来て見れば、もう大変なの、そんな強烈な香りなんで。」梅田局長はそういいながら、仮眠室を視まわる、「って、その香りは小松ちゃんがいたこの部屋から出たの事。」
「…そ、そうなんですか。」
「その顔じゃ、何も知らないわね。」
「はい、申し訳ございません…」
「いいわよ、小松ちゃんも被害者とおもうわ。…あら?これはなんでしょうね?」ヘアの真ん中に設置していたテーブルの上に置いていた物を手にし、梅田は小松に問う、「ねえ小松ちゃん、これ、あんたの?」
「へ?」明らかに見覚えが無いから、素直に小松が答えた、「…いいえ、僕のじゃありませんけど…」
「…そう、でもあんたの名前が書いてあるわ?」もう一回確認して頂戴?そうして、梅田は手の物を小松に渡す。
小松はそれを手にし、一分間位見詰ていた。
ふわふわなピンクいろの封筒、表面の真ん中の位置で赤いペンで自分の名前が書いてある、中身を出してみると、二枚の手紙がきちんと揃っていた。
「あら、これ、ラブレターじゃない。」
「え?」
…ラブレター?
僕に?
…さあ、いとしい私の小松さん、笑顔を見せて、その日差しのような輝きで私を…
その一。
Fin。.
ちょっと長めな文になるかもしれない、どうぞよろしくおねがいします。
…どうして、こんなになったんだろう。
テーブルの上にずらっと並んだ4枚の封筒がピンクの甘いオーラを放つ、ホテルグルメの小松シェフはそれを眺めながら、ため息を吐く。
「…嫌がらせでしょうか…」
恋文。
想いを送ろう、世界一の君に。
ごく普通の木曜日、相変わらず賑やかなホテルグルメ、ランチの時間に近つくと、厨房の雰囲気は何となく慌ただしく感じ取る。でもこれもいつもの事、小松はこんな平和な騒ぎを感じながら、自分なりのリズムで目の前の食材を調理していく。
「カタカタチャ。」自慢の包丁を振るうと、七州酒メークインの山があっと言う間に小塊りになって、鍋の中で転がる。
「サカサカパぁ。」隣りのさくらんぼいのししとシンテレラ牛の肉を持ち上げ、さらに小さな四角の肉塊に切り、同じ鍋に投入したあと、玉葱の湯で育った人参を千切りし、水を加え、塩味噌を入れ。
「さぇ。」火を点く、蓋を閉めた後、小松はいつものように時間を確認し、あく取りなどを他のゴックに任せ、厨房をあとにした。
勤務中たっだ一回の一時間休憩、毎日この時間になったら、小松はいつもシェフ専用の準備室に行き、仮眠を取る。小松にとって、この一時間の仮眠は大切なこと、ゴック長を勤める彼は、厨房の核心である、全ての責任を負う存在、疲労の状態で指示をすれば、みんなの迷惑になる。
回廊の一番奥の部屋へ進み、鍵でドアを開け、小松はベットへ直行し、横になったとたん夢郷におちた。
…そう、ドアの鍵も掛けずに、眠ってしまった。
白き可憐なバラを送ろう、唯一人の君に。
…私の小松さん、気付けよ、私はここにいる。
「…うっ…ん?」何か…甘いの香りがする、ベリーいちごかな?甘味バナナかな?
…寝顔もなかなか可愛いだが、やっぱり小松さんの笑顔が見たい…
「む…むにゃ…」香りはますます濃いになっている、夢にしか匂わないの上品な香り。そう思いつつ、小松は微笑む、「ン…良い匂いですう…ふにゃ…」。
…気に入ってくれて光栄だよ。
「…だ…れ?」口を開け問うと、香りが突然消え去って行く。
「小…小、松…小松ちゃん…!」呼び声と、猛烈な震動が小松に襲う。
「くにゃ??!」目を開けると、目の前にサングラスのドアップたっだ。
「サングラスの化けものー!略してサンバケー!!!」思わず叫び出すの小松であった。
「ちょっ、小松ちゃん!落ち着いて!アタシだわよ!ア・タ・シ!」
「…へ?梅田さん?!」
「目が覚めたの?大丈夫?」少し距離を置きながら、梅田は心配そうに小松を見つめる、「顔色が悪いわ、何があったの?何でも良いから言って頂戴?」
「え?別に何でも…?」何も分からないまま、一応返事をするの小松、一生懸命になにを思い出そうとしても、やっぱりなにも憶えていない、「あの…どうしたんですか?」
「それはこちのセリフだわよ?さきね、報告があったわ、”小松シェフの仮眠室から変な香りが出てます”って、急いでここに来て見れば、もう大変なの、そんな強烈な香りなんで。」梅田局長はそういいながら、仮眠室を視まわる、「って、その香りは小松ちゃんがいたこの部屋から出たの事。」
「…そ、そうなんですか。」
「その顔じゃ、何も知らないわね。」
「はい、申し訳ございません…」
「いいわよ、小松ちゃんも被害者とおもうわ。…あら?これはなんでしょうね?」ヘアの真ん中に設置していたテーブルの上に置いていた物を手にし、梅田は小松に問う、「ねえ小松ちゃん、これ、あんたの?」
「へ?」明らかに見覚えが無いから、素直に小松が答えた、「…いいえ、僕のじゃありませんけど…」
「…そう、でもあんたの名前が書いてあるわ?」もう一回確認して頂戴?そうして、梅田は手の物を小松に渡す。
小松はそれを手にし、一分間位見詰ていた。
ふわふわなピンクいろの封筒、表面の真ん中の位置で赤いペンで自分の名前が書いてある、中身を出してみると、二枚の手紙がきちんと揃っていた。
「あら、これ、ラブレターじゃない。」
「え?」
…ラブレター?
僕に?
…さあ、いとしい私の小松さん、笑顔を見せて、その日差しのような輝きで私を…
その一。
Fin。.
ー夢見少年おまけ。
これは、「夢を見る少年達」の完結篇みたいなものです、「夢を見る少年達」をお読みのあと見るのがお勧めです。
一応トリサニココマの感じでいきます、ではでは。
久々の休日。
小松は平日と同じ時間で起きた。
時計は丁度7時に指している、カーテンを開けると、春の朝にしか味わえないの甘い空気が一気に部屋の中へ入り込んだ。
「あ、メロメロン桜も咲いたんですか。」
部屋の窓のすぐそばに、大きいな一本桜が咲いていた。ピンク色の花と浅翠の花が咲き合う、二つの色はそよ風が吹くとたん、奇妙なバランスで溶け合っていた。
「うわ-綺麗ですねー大家さんもきっと喜びますよね!」
そう言った後、小松はトイレに直行した。
「今日は何の予定も入れてないし、ゆっくり出来ますね。」
ふあーと背を伸び、小松今日はご機嫌です。
目覚めよし、天気もよし、おまけに冷蔵庫の中にはココさんが先週くれたサゴばら桃がある。
小松もうその桃をどんな料理にしようの事が頭にいっぱい、料理人の魂は燃え上がっている…の最中だが…
「チリリリリリリン!」
「うぎゃ!」思わず奇声を出す小松である。
「チリリリリリリン!!」
「え?電話?」
こんな朝っぱら?と受話器を取る。
「はい、もしもし?」
少年達、夢を見よう、覚めない夢をみよう。
さらさら、桜散る。
「おー絶好な角度じゃねぇか小松。」
「そうでしょうーそうですよねーぼくは毎年この桜が咲くのが一番のたのしみなんです!」
「へえー」
「あ!それより…トリコさん?」
「あ?」
「その、僕のうちに来る理由は、まだ…」
「だから…」
「いいよ小松君、とうぜん気まぐれなんだ、この食いしん坊さんは。」
「ココさん…」
「ココ!お前こそ何をしに来たんだよ!」せっかくの告白(?)をぷち切られて、トリコ様ご立腹。
「ぼく?」極上の笑顔を作り、ココは言う。「先も言ったじゃないか、たまにハット気分になって、たまに天気がいいから、たまにハットさきで小松君が欲しがっているのジャミンス笠牛を手に入って、だからついてに小松君を会いに来たんじゃない。」
「…んな訳あるか!っつかお前たまに言い過ぎ!」
「ココさん…すみません、せっかくの休みなのに、僕の我儘で…」
「いや、小松君は気にする事ではないよ?こちらこそ勝手にお邪魔しちゃてごめんね?」
「いいえそんな事!」
「こまつ、腹減った。」
「あ、はい!もうお昼の時間だもんね、今ご飯作ります!」
ちょっと待ってでねって言い残し、パタパタと、小松はキチンに入った。
「…おい。ココ、どういうつもりだ。」
「それはこちらのセリフと思うだが?さき玄関で小松君に何をするつもりかな?トリコ。」
「告白に決まってる。」
「…」
「…毒が出てるぞ、ココ。」
「アア失礼、あんまり久々の殺意だからね、ちょっとコントロールが効かなくて。」
「……あ、そう。」
夢を見る少年達、夢に溺れる少年たち。
「…小松が渡さねぇぞ。」
「それもこっちのセリフと思うが?」
取れるモンなら取ってみろよ。
アイツ(彼)はまだ誰のものでもないのうちに。
「それにしても凄いですね、ハットもないのに、三人にお会いできるなんで。」ドキドキしますねーと、小松はキチンのドアの後ろから顔を出す、笑いながら言う。
「…三人?」
少年よ、夢を見よう。
「はい、今朝サニーさんがお電話がありまして、今日はうちに来るって…」
「マツ!来てやったし!出迎えしろ!」
「あ、来たみたいですね!」
「…」
「マツ!」
「は、はい!今行きます!!」
「…ココ、どう思う?」
「…恐らく、ね。」
「マツ、撫でろ。」
「…へ?」
「!??サニー!!!」
少年よ、夢を見ましょう。
覚めないうちに。
-------------------
「夢ですか?トリコさんとココさんにサニーさん、僕にとって、こんな休日でお三人に会えるだけでもう既に幸せなんですが…たっていつもハットでしか会えないじゃないですか。あ、そうですね、これからもこうやって一緒にいたいってのは、夢です。」
…ああ、俺はまだ、夢の中か。
…この一言で救えられるなんで…
…っぱり、生意気だし。
…コウヤッテオレタチをムチュウニスル。
…コンナニキミガイトシイ。
FIN。
これは、「夢を見る少年達」の完結篇みたいなものです、「夢を見る少年達」をお読みのあと見るのがお勧めです。
一応トリサニココマの感じでいきます、ではでは。
久々の休日。
小松は平日と同じ時間で起きた。
時計は丁度7時に指している、カーテンを開けると、春の朝にしか味わえないの甘い空気が一気に部屋の中へ入り込んだ。
「あ、メロメロン桜も咲いたんですか。」
部屋の窓のすぐそばに、大きいな一本桜が咲いていた。ピンク色の花と浅翠の花が咲き合う、二つの色はそよ風が吹くとたん、奇妙なバランスで溶け合っていた。
「うわ-綺麗ですねー大家さんもきっと喜びますよね!」
そう言った後、小松はトイレに直行した。
「今日は何の予定も入れてないし、ゆっくり出来ますね。」
ふあーと背を伸び、小松今日はご機嫌です。
目覚めよし、天気もよし、おまけに冷蔵庫の中にはココさんが先週くれたサゴばら桃がある。
小松もうその桃をどんな料理にしようの事が頭にいっぱい、料理人の魂は燃え上がっている…の最中だが…
「チリリリリリリン!」
「うぎゃ!」思わず奇声を出す小松である。
「チリリリリリリン!!」
「え?電話?」
こんな朝っぱら?と受話器を取る。
「はい、もしもし?」
少年達、夢を見よう、覚めない夢をみよう。
さらさら、桜散る。
「おー絶好な角度じゃねぇか小松。」
「そうでしょうーそうですよねーぼくは毎年この桜が咲くのが一番のたのしみなんです!」
「へえー」
「あ!それより…トリコさん?」
「あ?」
「その、僕のうちに来る理由は、まだ…」
「だから…」
「いいよ小松君、とうぜん気まぐれなんだ、この食いしん坊さんは。」
「ココさん…」
「ココ!お前こそ何をしに来たんだよ!」せっかくの告白(?)をぷち切られて、トリコ様ご立腹。
「ぼく?」極上の笑顔を作り、ココは言う。「先も言ったじゃないか、たまにハット気分になって、たまに天気がいいから、たまにハットさきで小松君が欲しがっているのジャミンス笠牛を手に入って、だからついてに小松君を会いに来たんじゃない。」
「…んな訳あるか!っつかお前たまに言い過ぎ!」
「ココさん…すみません、せっかくの休みなのに、僕の我儘で…」
「いや、小松君は気にする事ではないよ?こちらこそ勝手にお邪魔しちゃてごめんね?」
「いいえそんな事!」
「こまつ、腹減った。」
「あ、はい!もうお昼の時間だもんね、今ご飯作ります!」
ちょっと待ってでねって言い残し、パタパタと、小松はキチンに入った。
「…おい。ココ、どういうつもりだ。」
「それはこちらのセリフと思うだが?さき玄関で小松君に何をするつもりかな?トリコ。」
「告白に決まってる。」
「…」
「…毒が出てるぞ、ココ。」
「アア失礼、あんまり久々の殺意だからね、ちょっとコントロールが効かなくて。」
「……あ、そう。」
夢を見る少年達、夢に溺れる少年たち。
「…小松が渡さねぇぞ。」
「それもこっちのセリフと思うが?」
取れるモンなら取ってみろよ。
アイツ(彼)はまだ誰のものでもないのうちに。
「それにしても凄いですね、ハットもないのに、三人にお会いできるなんで。」ドキドキしますねーと、小松はキチンのドアの後ろから顔を出す、笑いながら言う。
「…三人?」
少年よ、夢を見よう。
「はい、今朝サニーさんがお電話がありまして、今日はうちに来るって…」
「マツ!来てやったし!出迎えしろ!」
「あ、来たみたいですね!」
「…」
「マツ!」
「は、はい!今行きます!!」
「…ココ、どう思う?」
「…恐らく、ね。」
「マツ、撫でろ。」
「…へ?」
「!??サニー!!!」
少年よ、夢を見ましょう。
覚めないうちに。
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「夢ですか?トリコさんとココさんにサニーさん、僕にとって、こんな休日でお三人に会えるだけでもう既に幸せなんですが…たっていつもハットでしか会えないじゃないですか。あ、そうですね、これからもこうやって一緒にいたいってのは、夢です。」
…ああ、俺はまだ、夢の中か。
…この一言で救えられるなんで…
…っぱり、生意気だし。
…コウヤッテオレタチをムチュウニスル。
…コンナニキミガイトシイ。
FIN。