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「…何だ、この状況は。」
十夢は一生懸命で今の状況を呑み込もうとしている。
…無理、無理無理無理。
流量オーバーだ、如何考えでも脳ミソが足りない。
と、とりあえず一応聞いておこう…
「おい小僧、大丈夫か?」
恋文。
ただいま、十夢の店の周りは恐ろしい程の人が集まっている、その中、キャーキャ-とした黄色い悲鳴とヒソヒソの議論の声が絶えることなく、原因は他でもない、珍しく現れたの三人の四天王である。
「きゃーココ様ー素敵ー」ちょっとお嬢さん、はな血が出てるよ。
「うわ!本物のトリコだ!」おいおい、写真は止めなさい写真は、何処の動物園かようちは。
「サニー様ーこっち見て!」…何のショーですか。
心の中ツッコンでも、あくまで表に出さない、そして十夢今驚いてるのは、そっちではない。
こっちだ。
「…なんでお姫様抱っこなんだ?」
「相変わらずだなここは。」トリコは背中の猛獣を十夢の前に置き、周りの人群れを睨む、「人を珍獣扱いするのも程があるぞコラ。」
「うるっせし、んだこの空気は、信じらっねーし。」ブツブツと、サニーは周りの黄色い声完璧に無視した。
「ああ、毒でも撒いてやろうかな。」冗談みたいに危言を放つの優男。でも目がメチャ本気ですけどココ様よ。
「十夢、いつもと同じ値段でいい、とりあえず速く決算しろ、そうだ、小松の分はちゃんと残しとけよ。」
「どうした?何か用事でもあったか?」珍しくイラ付いてるのトリコの顔をみると、十夢は好奇心のままに問う。「それと、何でお前三人そろってくるんだ?」普段ならこんな風景は絶対にありえない。
「松の食材の買出しのためだし。」
「…はあ」
答えになってねぇー!何で小松の買出しにお前らが居るんって聞いてるだけど?容赦なく突っ込みをいれるの十夢、もちろん心の中で。
「トリコ、一体どうした?説明位いいだろう。」
山の空雲を送ろう、それで君が微笑むなら。
「あのーココさん、もう大丈夫ですから、降ろしてくれませんか?」小松はそう言うと、何故か三人が微笑む。でも恐い、微笑んでいるが恐い、何か出そう程恐い。
「駄目だよ?大人しくして?」ココは一番最初に答えだ、顔が水を染みるほど柔らかい…いやそれ、毒じゃね?毒だよねおい!
「でもこの体勢は…恥ずかしいです。」目尻赤く、目が潤む、小松はもうそろそろ恥ずかしさの限界らしい。
「これも君の安全のためだよ、万が一小松君は何処の変態に拉致されたらどうする。」大真面目の顔をして、ココは小松を降ろす様子がなし。
「ココ。」サニーはココの正面まで歩く、手を伸び。
「何だい?この手は。」
「松は嫌がってるし、渡せ。」
「…渡したらどうする積りかな?」
「俺がやるし、早く渡せ。」
「…」
「……」
「ぁ、あの…サニーさん、ココさん、落ち着いてください!!」
…「何だ、この状況は…」
十夢もう完全に呆れだ、トリコの説明で何とか事情を理解出来たが、ココとサニーの攻防戦に呆れた。
「と、トリコさんーココさんとサニーさんを止めてください!」てくてくとここに走って来るの小松、何処かに微笑ましい可愛げが溢れる。十夢そう思いつつ、小松に言う、「小僧、大丈夫か、何かやばい事に巻き込んだらしいだな。」
「…へ?ぁ!」ふっと思い出した見たいな顔をして、小松は答える、「だ、大丈夫です、トリコさんたちはずっとそばに居てくださってのお陰で、この三日間何事もなかったでしたよ。すみません、ご心配お掛けまして。」ペコリと頭下げって、小松そう言う。
「そうか。」
「トリコさんー早く止めてくださいー」こっちへ来た本当の目的を思い出した小松はトリコに言う。
「ほっどけよ、しにゃしねぇだ。」トリコの返事は明らかにやる気なし。
「トリコさんっでば!」
「!?小松!お前ここでじっとしていろ!」突然、トリコの顔色が変わった。そういい残すと、彼はココとサニーの方に走る、「ココ!サニー!アイツだ!例のアイツの臭いがする!」
その言葉をミミに入れた途端、二人の動きはピッタリと止まった、そしてすごい勢いで周りの人群れを割れ、何を探し出してる。
海の浅潮を送ろう、それで君が喜ぶなら。
「トリコ!本当にアイツの匂いか?」
「ああ、間違いねぇ!そんな特別な香りを一度嗅いで、忘れるもんかよ!」
「って今何処居るし、方位は?」
「しらねよ、なんか四面から段々近付いてくる、特定できねぇ!」
「なっ!ココは?電磁波反応がねーの!?」
「おかしい…小松に向いての悪意電磁波はまったく…」
「ちっ!」
必死に目標を探すの四天王、ハットすらこんなに真剣な顔がしてないのに、今は顔すら知らないの仮想敵を捕まえるために本気を出してる。
空の結晶を差し上げよう、その純白さは君と同じから。
「トリコさん…ココさん…サニーさん…」
「…小僧、買出しに来たんだろう、食材名を言え、持ってくるから。」
「でも、トリコさんたちは…」
「…ほっておけ、その内帰ってくるだろう。」
お前はここにいる限り。と十夢が思う。
「はい…ではお願いします。」
食材名をメモしながら、十夢は小松の顔を見て苦笑う。
ーーー愛されてるな、小僧。
心は差し上げたいが、それは出来ない。
私の心もう自分の物ではないからだ。
その三。
Fin。
「…どうしてこんな事に成っちゃたんのかしら。」
ウーメン梅田局長は悩んでいた。
目の前にずらっと並んだ、三人の大男。
おまけに物凄いの表情でこっちを睨んでいる。
「ちょっとあんた達、どういうつもりかしら?」
恋文。
「小松ちゃんにラブレターを送るのはアタシじゃないわよ?」こんな気まずい空気の中でも平然に話せる、流石ウーメン梅田局長であろう、何しろ目の前の三人は先からそれぞれの鬼神を出すまんま、黒いのオーラが放す放題の状態なんだから。
「それ位分かってる。」分かってるなら釘パンチの構えを解け。
「これはこのホテルグルメの警備に対しての不信だよ、ええ。」ココ、目が笑ってない。
「警備員を出せ、絞め殺すし。」サニー!触覚を抑えろ!部屋のものが飛んでる!どんだホラーだおい!
八つ当たりだ、明らかに八つ当たりだこいつら。
「ちょっと、堂々とテロ発言は止めなさい、うちの子はそんなの慣れってないから。」ああ頭が痛い、こいつ等にこのことを話したのアタシがバガだったわ。
これほどの小松バガとはね…
連絡に入れた後、恐るべしのスピードで事務所に集まったとか、三人はこんなに息がピッタリとか、いつもの招集では見られない光景である、まさに「小松効果」って言うべきだった。
「って?そのラブレターに何を書いてあったかな?」内容次第で生死を決めるよ?まあ99%殺すと思うけど。
「ココちゃん、思ってることは全部丸聞えなんだよ?…もう、そんなに心配なら、小松ちゃんへ直接に聞いて頂戴、アタシは忙しいだからん。」これ以上あんた達に係わりたくない、喧しいから。電話のボタンを押して、梅田は管理人に言う、「小松シェフに伝えって頂戴、”もう今日は上がっていい”って。」
「かしこまりました。」
「ほら、あんた達…って」目を上げると、目の前にはもう誰もいない、「ちょっと、さよならくらいいいなさいよもう。」
赤き百合を送ろう、相応しい君に。
「…ハア…」ホテル裏側のドアを開け、小松はだめ息を吐きながらドアを閉め、路地裏の転角を曲がれ、通常通りに家へ帰ろうと思ったんだが、いつもの出口は突然黒い壁によって封鎖されてしまった、「…あれ?ここは元々壁がありましたっけ?」思わず手を上げ触ってみようとする小松。
「小松君…そんなに触ったら君の身の安全が保障できないよ…」と’壁’は困るのような声をかけてくる。
「へ?…うきゃー!!!コ、ココここココさぁーん!??」
君に会いたい、会いたい、あいたい。
ーココの家。
「す、すみませんココさん!僕はココさんを壁に間違ったなんて…本当にすみません!」ペコペコと頭を下げる小松、そのわりにココはポワーと顔をしている…よっぽと幸せなんだろう…
「…もういい、小松、局長に聞いたぜ、最近お前の周りに妙なことばかり起こるだってよ。」ココはもう使えねと判断したトリコは直接小松に問う。「どう成ってんだ?相談ならいくらでも乗るぜ。」
「そ、松にラブレターんで、許さねぇし。」
「あ、あはは、そうですよね、僕みたいな人がラブレターを送るなんで、相当物好きな人なんでしょうね…」
「そ言う意味じゃねし。」
「へ?」
「まっ…」「あーもういいってっつてんだろうか!サニー、お前しゃべんな、話しがややこしくなる。」
「…ちっ」案外素直に引いたサニー。
「よし、小松、一体どうした。」
「はい、実は…」
私の愛しい君、私の光よ。
「…ほう、簡単にいうと、お前仮眠を取るの間、誰がお前の私室に忍び込んで、この手紙をテーブルに置いた後、何も言わずに出ていたってことか?」
「はい…」
「…小松君、この手紙、読んでもいいかな?」やっと我に返ったココは、その4枚の手紙を手にする。
「はい、でも、何も書いてないのですよ…」
「は?」
一枚を取って、トリコはそれをにおう。
「…なんだこの香りは、香水じゃねぇぞ。」
「あ、その香りは、僕眠った時ずっと嗅いでいるの気がします…」
「…ほう…」
私の片翼よ…
「あの…皆さん?どうしてそんなに怒ってるんですか…?」
「「「…」」」
私のタイヨウ…
「安心しろ、小松、絶対アイツを探し出す!」そして5連発釘パンチのスペシャルバージョンを喰らってやろう。
「トリコさん、手がキャチチャチって響いてるですけど…」
「小松君、僕たちに任せて?もうあの変態の好きにさせないよ。」一番人体に苦しめさせるの毒を仕込んでやるよ。
「ココさん、ターパンから毒が出てる出てますよ!なんで?笑ってますよね??」
「マツ、っまえもうココから出るなし。」
「いきなり監禁宣言ですか?!もうサニーさん、何処を突っ込めばいいのか分かりませんよ…っていうか、みなさん、大袈裟なんです。」
「「「大袈裟じゃねぇ(し)(ないよ)」」」
俺たちにとって、君はどれ程重要な存在、君は、まだ分かっていない。
私にとって、君は一番大切な存在、この思いは、君に伝えたのかな。
こまつ(くん)。
小松さん。
お前(君)が欲しい。
その二。
Fin。